4月に入社したばかりで、社会人としての教育を経てそろそろお仕事を実践してきている頃。会社の電話が鳴るたびにドキドキするもんですよね。
取引先の名前すらまだわからないのに、「お世話になっております」なんて丁寧な対応をして上司に電話を繋いだら、営業の電話で注意を受けたなんて失敗もあるかと思います。
そんな新人社員が、勇気をもってスッパリと営業電話を断れるように、実際に営業電話(テレアポ)をかける側だった人の経験談を聞いてきました。相手の事を知る事はとても大切なので読んでくださいね。
もくじ
営業電話を断るポイント6選
- 「いらない」
- 「もうかけて来ないでください」
- 「リストから消してください」
- その商品や内容が必要ないので「お断りします」
- 前もお断りしたはずですが、これ以上はしかるべき対応を取らせていただきますよ。
- 社内で検討した所、〇〇(会社名)さまとお取引をすることは考えていませんので。
ちょっと失礼かと思うほど単刀直入な言い方ですが、それでいいんだと納得するはずです。
営業電話だとわかった事を前提としていますので、それまでの電話対応は会社の顔でもありますので失礼のない対応を心がけてくださいね。
きっぱり断ることがお互いのため
営業電話だとわかってきたとしても、何と断っていいかわからずに、「ただいま席を外しております」なんてその場しのぎで電話を切ってしまうと、何度も同じ会社からかかってきてうんざりしますよね。
アポイントリストから消してもらう
アポイントリストに残っていると何回も営業電話がかかってくるので、このリストから消しをしてもらえるように断るためのポイント。新入社員さんには勇気がいりますね。ガチャっと電話を切られて嫌な気分にもなる事もあるかと思います。そこは新入社員さんでなくても同じ。割り切るしかありません。
店舗向けへの営業電話に対して、「どちらへおかけいただいてますか?」と答えたところ、「個人宅さまでしたか、失礼しました、リストから削除しておきます」と言われた事があります。これは使える手ですね。
営業電話をする側からしてもアポイントリストに残っていると、また電話をかけないといけないので辛いんです。はっきりと必要が無いことをお伝えしましょう。
営業電話をかける側だった人の経験談
- 興味がなければ話を聞いてもらわなくてよい。
- 時間の無駄。
- 次の電話をかけたい。
契約を取りたい人は、数多く電話をかけてチャンスを伺いたい。脈なしなら早く切って次の営業電話をかけたいと思っています。
- 逆におじいちゃんとかと話をして時間を消費する。
結局は時間給のお仕事が多いので、契約が取れようが取れまいがお給料はいただけると思うと、かけている人もそこまで商品を売りたい人ばかりでもないようです。
営業電話をかける側にも会社に決められたルールがある。
- かけたら側からは、切ってはいけない。嫌味などを言われても我慢して話し続けないといけない。
- 対応を録音されているので時々抜き打ちがあり、上司から指導が入る。
- リストに、どんな対応をされたか記載しなくてはいけない。
担当者が不在と言って断られても、次回のアポイントを取るのがルールで、リストに次のアポイントを記載したいから必死なんですね。かけた方から電話を切るわけにもいかないし。そしてアポイントリストに残っていると、また電話をかけないといけない。またしつこく営業電話がかかってくる・・・の無限ループ。双方に良いことなんて何もない状態を続けないといけなくなります。
だんだんと、はっきりとお断りしてあげないと気の毒だという気持ちになってきませんか?
そうなんです。それでいいんです。お互いのために、遠慮はいりません。
まとめ
同じ営業電話の会社から、何度も営業電話がかかってこないようにするためには、営業電話の内容が本当に必要がなければ、1回でスパっと断るように頑張りましょう。
「それは結構です」だと、この商品に対しては結構だけれど他の商品は結構でないかも知れないという事で、まだリストに残っていて電話がかかってくる。
とにかく白黒はっきりとした返事をすること。グレーな断り文句だと、営業電話側に良い解釈をしてまたかけてくる。
営業電話を掛けてくる人も、お客さんになりうる人かも知れないので丁寧な対応をというのも見かけますが、はっきり断ることも親切なんだと思うと言いやすいです。
未来のお客さんになり得るかも知れないので、無下に扱えない場合もあります。知り合いに、営業電話をかけてきた人と仲良くなって自分とこの商品を買ってもらったというツワモノがいますが、そのくらいの気持ちで対応しないと費やした時間がもったいないですよ。
いかがですか?毎日のようにかかってくる営業電話も、はっきり「必要がありません、もうかけて来ないでください。」と断る事は失礼な事ではないとわかりましたか?
明日から、勇気を持って電話対応して本来の業務に費やす時間を無駄にしないようにしましょうね!